ルーシー・リーを
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陶芸家。オーストリア出身。ウィーン工業美術学校に入学して釉薬研究に励み、在学中の1925年にパリ万国博覧会に友人との共同制作を出品するなど、学生時代から頭角を現した。卒業後、ブリュッセル万国博覧会やミラノ・トリエンナーレで金メダルを受賞し、薄く装飾的な陶器が国際的に高く評価された。第二次世界大戦中にロンドンに亡命し、戦後もイギリスで活動する。象嵌や釉薬による優美な作風を展開し、1964年には日本でも「現代国際陶芸展」(国立近代美術館(現・東京国立近代美術館)他)で作品が紹介された。特に親交を深めた三宅一生は、リーの陶器ボタンを用いた服を1989-90年秋冬コレクションで発表した。1989年には、三宅監修の「現代イギリス陶芸家 ルゥーシー・リィー展」(草月会館草月ギャラリー、大阪市立東洋陶磁美術館)が開催され、リーの日本人気を高めた。
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