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クリスト

Christo
1935 - 2020
クリスト

ブルガリアのガブロヴォで生まれる。1958年から、様々な日常品などを梱包する作品によって評価を得る。作品は次第に巨大化し、60年代末頃から公共空間に展開される。それらの作品は梱包や遮蔽といった構造を持っており、ランド・アートと言ってよい性質を持つ。クリストの作品が構想から実現までかなりの時間を要すのは、その規模の壮大さとともに、スポンサーなどに頼らず、ドローイングやコラージュの販売で資金調達する方針を貫いてきたことにもあり、自立した芸術活動として位置づけられている。巨大プロジェクトの実現には住民や関係機関との交渉が不可欠であり、設置許可を得るために自ら足を運んだ。拒絶されながらも何十年もかかって粘る。茨城のプロジェクトでは459人の地権者から許可を取り、6000杯ものお茶を飲んだという。彼にとってその過程を含めて「作品」を形成する要素となっており、人と人をつなぐことが作品の意義であり、芸術なのである。壮大なスケールと相反して、短期間で終わってしまう刹那的とも言える作品、それは多くの人の心に強烈なインパクトを残してきた。95年に高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞。

 

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