「村上仁美個展 Signals from far away.」
本日から始まりました「村上仁美個展 Signals from far away.」
彫刻家の村上仁美さんの作品は、秋華洞ではこれまで海外でご紹介していましたが、
銀座のぎゃらりい秋華洞に展示するのは初めてです。
今回の個展のテーマは、「兆し=Signals」。
村上さんは今、世界の古い仕組みが大きく作り変わる転換点の「兆し」を感じ取っています。
いままでの価値の転換点に立った時、その先には無限の可能性が広がっていることに私たちは気づくでしょう。
感じ取った「兆し」はどのように作品になっているのか?
会場では、《朝を迎えたオフィリア》シリーズに加え、星や花をあしらったモビール、
鏡を用いた装飾的な造形など、およそ15点を展示。
また、過去最大のサイズに挑んだメイン作品として、メリーゴーランドをイメージとした馬のモチーフを展示しています。
7月下旬、アトリエを訪れると・・・。
写真でもわかりますが、そのままの大きさでは窯に入らないため、
2つに分けて制作しています。
8月8日。素焼きです。
素焼き後&色付け中の馬の首と鞍。
8月13日本焼き。本焼き後の窯オープン直後の様子です。
展覧会前日に5人がかりで設置。
村上仁美「大地と結ばれた火の馬」
展覧会は10日(土)まで。
https://www.syukado.jp/exhibition/murakami-hitomi-2020/
村上さんは10/2(金)~4(日)、10(土)在廊予定です。
ぜひ、ご本人からも作品について聞いてみてください。