Weekend展覧会
秋華洞では若手作家発表の場として、「Weekend展覧会」を企画しました。
主にオンラインでの発表で、WEB上でオンラインショップとして購入もできます。
遠方で、展覧会のたびに画廊に立ち寄るのは難しい方、
コロナでなかなか外出はしづらい・・・という方も気軽にWEB上でお楽しみいただければと思います。
やはり、作品を直に見てみたい、という方もいらっしゃると思いますので、
週末の3日間だけ、画廊での展示をいたします。
実際の作品の質感、額にかかった感じ、壁にかかった雰囲気をお楽しみいただけます。
Weekend展覧会の第一弾はオンライン上ではすでにオープンされています。
オンラインでは31日までの展示、ぎゃらりい秋華洞での展示は明日21日から23日までの3日間です。
徳永博子さんは「集積」と「知覚」をキーワードに制作しているアーティスト。
徳永博子「In the forest s-2」21.0×21.0×6.3 cm アクリル板、アクリルミラー板、アルミ製額、アクリル絵の具、ラッカースプレー
作家コメント
このシリーズは、森の中で空を見上げたときに、たくさんの葉や枝が細やかに重なる様から着想を得て制作しました。
「無数の葉や枝が一本の木となり、木が集合して森になる」というところが私の全体のコンセプト「集積と知覚」に結びついています。
その幻想的な世界は、リューターと呼ばれる電動ニードルでアクリル板の上に文様を描くことで生み出されます。
アクリル板は数枚重ね1つの作品になります。
松本沙希 さんはプラハと東京をベースにイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活動しています。
今回は、リソグラフ、シルクスクリーン、ミクストメディア、アクリル絵画など様々なアプローチの作品を発表しています。
松本 沙希 「マソプスト」リソグラフ 28.5×20.5cm
絵本「The Lost spring」より。チェコの冬の終わりの謝肉祭マソプストの様子を描いた作品です。
松本沙希「フリンスコ」アクリル絵の具、紙 33.0×27.0cm
こちらはユネスコの無形文化遺産にも登録されているフリンスコ地方のマソプスト(謝肉祭)をアクリル絵の具で描いたもの。
松本さんの独特な色彩はオシャレであり、また素朴さもあってホッとするあたたかさを感じます。
今回は3冊の本の出品、販売もあります。
こちらは松本さんによる手刷り、手製本、「The Lost Spring 」です。
ぜひご都合に合わせ、オンライン、ギャラリーでお楽しみください。
オンライン展示 8/18(火)~31(月)
ギャラリー展示 8/21(金)~23(日)