美人画ルネサンス
明日、4/1より阪急うめだ本店 9 階 阪急うめだギャラリーで
「美人画ルネサンス」が開催されます。
これは池永康晟さんをはじめとした現代美人画家8人と
(池永康晟 岡本東子 大竹彩奈 蒼野甘夏 服部しほり 田口由花 宮﨑優 顧洛水)
上村松園、鏑木清方、伊東深水、竹久夢二など近代作家の作品を70点あまり一堂に展示・販売するもので、
秋華洞も協力しているイベントです。
単なる展示・販売ではなくイベントとして楽しんでいただこうと、
様々な企画もご用意しています。
例えば、インスタレーションのコーナーでは作家さんが普段使っている画材の他、
日常のお気に入りのもの、インスピレーションを得ているものを展示します。
少しご紹介すると・・・、
いろいろな国を旅している岡本東子さんは北ベトナム山岳地帯の民族衣装。
十代の頃から取り続けている写真も。
こちらは大竹さんが原画がパッケージに採用されたクレ・ド・ポー ボーテ2019のホリデーコレクション。
今回は特別展示としてその原画も展示されます。
そのほか、宮﨑優さんは愛用の筆(新品と古いものの対比)や制作に使っている小道具(うちわ、虫かご)など。
作品の中によく蝶が登場する顧洛水さんは蝶の標本を用意してくれました。
また、池永康晟さんが提唱する「市上芸術」が再現されます。
絵画がメディアとプロダクトと融合して、大衆の日常と接点を持つ「市上芸術」、
市上芸術とは鏑木清方のいう「卓上芸術」川端玉章の「会場芸術」に対する言葉で
半世紀前はあたりまえのようにあった絵画が日常のものとして、例えば東郷青児の絵がマッチに使われていたり、
北野恒富の美人画を使ったポスターが生活の中に溶け込んでいた時代をとりもどしたいという一つの宣言です。
実際に家具をセッティングして部屋を作り、「市上芸術」を再現します。
↓はイメージです。
部屋の中では写真撮影ができ、SNS投稿も可能です。
この他、グッズコーナーでは池永康晟さんのポストカード、チケットケース、一筆箋や
画集(「池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福」、「少女百遍の鬱憂」)アンソロジー「美人画づくし」など関連書籍も販売します。
「美人画ルネサンス」 4 月 1 日(水) 4 月 13 日(月)
阪急うめだ本店 展示販売・入場無料 協力/秋華洞
作品購入は会場、またお電話でのお申し込みも承ります。
06-6361-1381(阪急うめだ本店)
詳細は阪急うめだ本店ホームページ
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_bijinga2020/index.html
秋華洞の特設ページからは作家さんのインタビュー動画も見ることができます。
https://www.syukado.jp/exhibition/bijinga_renaissance/