池永康晟・陳珮怡二人展
明日からです、「池永康晟・陳珮怡二人展」。
画集「君想ふ百夜の幸福」の大ヒット(8月現在7刷)、
AKBとのコラボ、美人画集の監修など今や平成美人画ブームの火付け役とも言える池永康晟さんと
東洋随一の猫描き、台湾の若手作家、陳珮怡(チンハイイ)さんの二人展です。
陳さんについてはかなり以前から池永さんが「日本画技法で猫を描く」画家として注目してきましたが、
展覧会でのコラボは今回が初めてです。
二人の作品の共通点は岩絵の具と膠。
日本ではこの手法を「日本画」と呼びますが、台湾は「膠彩(ジャオサイ)」といいます。
池永作品の場合は亜麻布を土絵具で何度も塗り、洗ったものに描くことによって
独特の肌の質感が生まれます。
一方、陳さんの作品は主に絹に描いています。
細密な線の描写は学生時代、徹底的に描きこんで習得したものです。
絹はふわっとした猫の毛並みの質感を表現するのに適しているそうです。
展覧会は明日から。
初日は20時までオープンしていますので、
お仕事帰りの方もぜひお立ち寄り下さい。
「池永康晟・陳珮怡二人展」
- 展覧会期間: 11月10日(金)~11月20日(月)
10:00~18:00 10日のみ20時まで 会期中無休
- 会場:秋華洞内「ぎゃらりい秋華洞」
東京都中央区銀座6-4-8曽根ビル7F ※入場無料・展示販売いたします
http://syukado.jp/feature/2017/11/ikenaga-chen.html