日枝神社例祭に行ってきました。
本日、東京赤坂にある「日枝神社」の例祭に行ってきました。
秋華洞は日枝神社の氏子なのです。
猿は日枝神社の神様のお使いであり、古くから御神猿(ごしんえん)として信仰されています。
今年は申年ということもあって、いつもの年より参拝客が多いそうです。
今日の例祭には銀座をはじめ、日本橋、麹町、九段、大手町などから大勢の氏子の皆さんが参列していました。
例祭でいただいた手ぬぐい。日枝神社は古くから「山王様」と呼ばれています。
山王だけに三本の縞ですね。
さて、日枝神社といえば、今月6月は先週江戸三大祭で日本三大祭の一つとして数えられる「山王祭」が開かれています。
(ちなみに他の江戸三大祭は神田祭と深川八幡祭、日本三大祭は祇園祭と天神祭で、二つが重なっているのは「山王祭」だけなのです!)
芳藤「東都日枝大神祭礼練込之図」
寛永12年(1635年)3代家光がこの例祭を見物したことが歴代将軍上覧のきっかけでした。
こちらはお祭りのにぎやかさとは打って変わってしっとりとした風情。
川瀬巴水「東京十二題 五月雨ふる山王」
「しとしとと囁くような五月雨が、子守女の口すさむ唄と相和して、初夏の情緒を一層濃いやかにしました。」とは、
巴水自身が本作について述べた言葉ですが、音だけでなく、石畳に吸い込まれる初夏の雨の匂いまで感じられる作品です。