猫のかんざし
2018/04/04
昨日で浮世絵展「江戸から東京へ」が終了し、来週月曜日2/22(猫の日)からは「猫れくしょん」が始まります。
猫が描かれた浮世絵や掛け軸を一堂に集めて展示するというものです。
その中の一枚、三浦屋お抱えの遊女薄雲と愛猫を描いた芳年の浮世絵
芳年「古今比売鑑 薄雲」
ツイッターでこの猫のかんざしをご紹介したところ、沢山の方にリツイートしていただいたり、
「こんなかんざし欲しい!」という感想も。
実は秋華洞の近くにありました!猫のかんざしがあるお店が。
「銀座 かなめ屋」さん
東京都中央区銀座8丁目7番18号
銀座駅からも新橋駅からもアクセスの良い場所にあります。
福徳繁栄・福猫「猫かんざし」¥16,000+税(象牙製)
江戸時代よりその年の干支をかんざしに付け、新春を飾る縁起物の干支かんざし。
かなめ屋さんでは、毎年その年の干支かんざしを出していますが、
ねずみ(子)に騙され十二支に入れてもらえなかった可愛そうな「猫」のかんざしを洒落で作ったそうです。
一点一点、手作りのため、同じものはありません。
招き猫は両手を挙げてお金も人も呼んでいます!
鼈甲で作った猫のかんざしも。
べっ甲猫毛糸玉螺鈿金蒔絵かんざし ¥85,000+税
なんとこちらのかんざしは完成するのに半年かかるそうです。
タイマイという亀の甲羅を重ね合わせ熱でくっつけ土台を作ります。
そして漆を塗って乾かし研ぐという作業を何度も繰り返すそうです。
螺鈿細工がきらきら光って表情豊かな猫ちゃん。
べっ甲は天然の模様ですがら、まさに1点ものです。
なんと、裏を見ると・・・。
職人さんのサインと猫の尻尾が!
このほか、猫ちゃんの帯や
袋帯 (他にも猫の名古屋帯がありました)
猫のバッグ、扇子も。
猫バッグ
猫扇子 3.000円(税別)
こちらは洋服にも合いそうです。ちらりと見えるしっぽもおしゃれ。
そして、さすが和装小物店と思ったのがこちら。
猫の「腰ひも」!いつも猫といたい猫マニアの方にぴったり?
秋華洞からも歩いて2、3分のお店です。ぜひ、足を運んでみてくださいね。