義士祭2015
2015/12/21
昨日、12月14日は忠臣蔵討入の日。
東京、高輪の泉岳寺では義士祭2015が行われました。
泉岳寺は赤穂藩主浅野家の菩提寺で、赤穂四十七義士の墓所としても知られています。
討入りから47年後に上演された歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の興行が盛んになるに伴って、さらに多くの参詣者が訪れるようになったそうです。
日頃から忠臣蔵の浮世絵を扱っている秋華洞。
ぜひ、お参りをしたいと思い、今回参加してきました。
財界二世学院の皆さんが赤穂浪士に扮し行われるパレード、
12:00に中央区役所前をスタートし、増上寺を経由して15時過ぎに泉岳寺へ。
沿道はお客さんでいっぱい。向いのビルの2階から写真を撮っている方も。
そして、義士たちは境内へ。
この後、義士に扮した皆さんは墓前に報告。
私もそのあと義士たちが眠る墓地でお墓参りをしました。
墓地への道のりにはこちらが。
義士が本懐成就後、吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告した「首洗い井戸」。
沢山の参拝客がたむける線香で立ち上る煙がすごいです。
こちらの墓所に眠っているのは墓所で眠っているのは、四十七士と、浅野内匠頭長矩とその奥様、
そして、本人は討ち入りを熱望したものの周囲の反対に遭い討ち入り前に切腹した萱野三平の供養墓があります。
大石内蔵助の墓。
この日はもちろん、兵庫の赤穂市のほか、義士の出身地など各地で義士祭が行われていました。
沢山の参列者にその忠義心に惹かれる日本人が多いことを(実は外国人の方も多かったです)改めて実感しました。
長谷川貞信「仮名手本忠臣蔵」 12枚揃い 討入成就を墓前に報告する赤穂浪士たち。
秋華洞では忠臣蔵の浮世絵を多く扱っています。
ご興味ある方はこちらをご覧ください。