広重が描いた風景
先日の土曜日、葛飾区の花菖蒲の名所、堀切菖蒲園に行って来ました。
このあたりは土地が低く、昔は隅田川の分流が流れてくる湿地帯だったため、
菖蒲の栽培に適していたそうです。
そのため、江戸時代の中期から栽培が始まり、その後も盛んに品種改良も行われ、
花菖蒲の名所となりました。
さて、この江戸の名所も様々な絵師が描いていますが、最も有名なのはこちらの広重による名所江戸百景でしょう。
わたしも同じような構図で撮ってみようとトライしましたが・・・。
葛飾区のホームページには花菖蒲越しのスカイツリーの写真が掲載されていました。
これはいかにも現代らしい構図ですよね。
園内は一目で見渡せるほどでそれほど広くはないですが、
こちらにはなんと、約200種6,000株の花菖蒲が植えられているそうです。
美しい絞りが目を惹きます。
優しい色合いが素敵です。
なんと、「北斎」という名前の花菖蒲が!
堀切菖蒲園は25日まで開園だそうです。
ぜひ、足を運んでみてください!