日本三大仇討
タイトルに「日本三大仇討」と書きましたが、
そもそも、三大仇討ちは「赤穂浪士の討入り」、「曽我兄弟の仇討」、そして、その1つが今、国立劇場で上演されている「伊賀越道中双六」の元になった「伊賀越道中双六」です。
特に三幕目の「沼津」は親子兄弟の再会の感激と悲劇が交錯する、単独でも上演回数が多い名作です。
今回は坂田藤 十 郎さん、息子の中村翫雀さん、中村扇雀さん、そしてお孫さんの
中村虎 之 介が親子三代で共演することでも話題です。
こちらは「沼津」の場面を描いた浮世絵。
暁斎・豊国? 「東海道五拾三驛 名画之書分 原・沼津 」
今回は坂田藤十郎さんが十兵衛(浮世絵では左)、中村翫雀さんが平作(浮世絵では右)の配役だそうです。
題名に「道中双六」が入っているのは、敵討ちに至る過程を道中双六に見立てて描いているから。
上演は26日(火)まで。3等席ならば1500円で見ることができますので、
ご興味を持った方、いかがですか?