長崎みやげ
長崎のお土産というと何を思い出すでしょうか?
カステラ?
ビードロ?
ちゃんぽん?
私が以前もらったものでとてもおいしかったのが、
角煮を中華まんにはさんだ、角煮まんじゅうでした。
いずれにしてもちょっと異国情緒が漂う長崎。
きょうはそんな浮世絵のご紹介です。
版画に「長崎絵」というジャンルがあります。
18世紀中頃から始まったもので主に外国人(オランダ人や中国人)や輸入品を
描いた物で異国情緒あふれ、長崎のお土産として珍重されました。
「和蘭陀船入津之図」 売約済み
版元の文錦堂は多くの長崎絵を出しており、こちらと並んで大和屋が知られていました。
今のようにメディアが豊富になかった時代、異国を知る情報源として貴重な物でした。
こちらは縁あって長崎の方がお求めになりました。
里帰りですね。
ちなみにそのお客様から長崎の文化を知ることが出来る博物館を
ご紹介いただきました。
特にオススメは長崎奉行所立山役所だそうです。
(常設展示のページをスクロールすると出てきます)
当時の奉行所が再現されていて、
土日祝日には密貿易や漂流民を取り調べる様子の寸劇を観ることが出来るそうです。
http://www.nmhc.jp/permanent.html