歌舞伎揚げのヒミツ
歌舞伎を観たことのない人にとって、
歌舞伎といわれてピンと来るのは「歌舞伎揚げ」かもしれません。
ところで、なぜあの揚げせんべいが「歌舞伎」揚げなのか気になりませんか?
歌舞伎揚げを作っている、天乃屋のホームページによると、
歌舞伎といえば日本の伝統的な古典演劇でありそして、せんべいは幾多の菓子類の中でも日本独特の菓子であり、古くから親しまれてきました。
そして、その両方の伝統文化を伝えようと包装紙に歌舞伎の定式幕を採用、さらにせんべいには歌舞伎の家紋を入れたとのこと。
四角は市川團十郎家の「三升」、丸は片岡仁左衛門家の「七ツ割丸に二引」
昔は固く焼き上げてたため、はっきり家紋がわかったそうです。
http://www.e-amanoya.co.jp/products/index.html
市川家の三升(みます)といえば、こちら。
※河原崎権之助はのちの九代市川團十郎
歌舞伎揚げをじぃーっと見つめれば、家紋がうかびあがってくるかも?