雪景色
寒いクリスマスを迎えましたね。
ニュースを見ていると「クリスマス寒波」という言葉を耳にしました。
今朝の札幌はマイナス13.5度を記録し、
12月としては42年ぶりの寒さなんだそうです。
今日は雪景色の浮世絵のご紹介です。
といっても、東北や北海道ではなく
東京の雪景色です。
文京区本郷にある東京大学の赤門の雪景色を描いた作品です。
作者の笠松紫浪は明治31年、浅草の生まれ。
14歳で鏑木清方に日本画を師事、巽画会、郷土会で活動を続けました。
主に風景版画を数多く残しています。
門の赤さと雪の白、木々の緑のコントラストが
印象的な作品。
静まり返った雪の日の情景を見事に切り取っています。
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浮世絵