展覧会「役者絵のヒミツ」
秋華洞から展覧会のお知らせです。
11月3日(土)〜11月10日(土)まで
ぎゃらりい秋華洞にて
展覧会「役者絵のヒミツ」を開催します。
入場は無料です。
浮世絵の中でも「役者絵」にフォーカスをあて、
人気演目や
役者文様
(その役者が好んで用いたり、屋号がわかるような着物の文様)、
などから浮世絵に描かれたメッセージを読み解く内容になっています。
日頃、歌舞伎をご覧にならない方でも、
「謎解き」として楽しめる内容になっていますので、
ぜひお越しください!
そこで今日は役者絵をご紹介。
明治28年11月に上演された大阪夏の陣を題材にした歌舞伎を描いたものです。
演じているのは九代目市川團十郎。
「暫(しばらく)」は市川團十郎家のお家芸「歌舞伎十八番」の中の一つ。
「車鬢(くるまびん)」と呼ばれる独特のカツラ、
市川家の家紋、、三升を染め抜いた柿色の着物。
隈取は荒々しさを出す「筋隈」と呼ばれるものです。
こうした歌舞伎の決まりごとなどもわかるよう展示してしていきますので
お楽しみに!