阿佐ヶ谷の七夕
東京、阿佐ヶ谷の七夕が始まりました。
月遅れの七夕祭りは今日から7日までの開催だそうです。
阿佐ヶ谷地区の集客のために
昭和29年に始まった七夕祭り。
ちなみに会場のパールセンターのアーケードは
もともとあったものではなく、
七夕の飾りをぬらさないため、後から作ったものなんだそうです。
そこで今日は、七夕にまつわる浮世絵のご紹介です。
「暦中段づくし 除」 三代豊国 (参考商品)
嘉永元年頃の作。暦に記載された吉凶判断のための様々な事項を示す暦注のうち、中段に書かれる十二直を画題とし、それを季節ごとの風俗で表したシリーズ。十二直とは「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」のことであり、良くあたる暦注だと考えられてきました。
「除(のぞく)」は障害を取り除く日、井戸掘り・治療開始・祭祀などは吉、結婚・動土は凶の意味を示します。
晒井とは夏、井戸水を組上げてきれいにすること。画面上には七夕の笹が夏の風に吹かれています。
「美伊達五節句花方揃侠気名弘 沢村田之助」 三代豊国 (参考商品)
五節句を題材に江戸の人気役者たちを描き、仮名垣魯文の解説を添えた連作です。七夕飾りをあしらった着物がなんとも豪華!
ちなみに仙台の七夕は6日からスタート。
こちらは期間中、210万人の人出を見込んでいるそうです!
サイトを見ると、それぞれの飾りの意味もわかって楽しいですよ。