ほおずき
昨日、今日と東京浅草の浅草寺で「ほおずき市」が開かれています。
浅草寺では7月10日に参拝すると、
四万六千日(しまんろくせんにち)分のご利益があるという
言い伝えがあり、昔から
この日は境内に「ほおずき」の露天が立ち並び、
多くの参拝客でにぎわいます。
今日は「ほうずき」が出てくる浮世絵のご紹介です。
国芳の揃物、 「大願成就有ヶ瀧縞」です。
作品 左上の小さな絵のコマ絵と、中央に配されコマ絵に対応している本絵で構成されています。
本絵に描かれているのは全部女性であり、全員が縞柄の着物を着ています。
「ありがたき」と「滝」をかけているいるのがミソ。
まとめた髪と手にしたほうずき、那智の滝が涼しげで粋な作品です。
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浮世絵