秋華洞スタッフブログ

日本の古美術・近代絵画を軸に、浮世絵、古典籍、その他書画骨董。茶道具、西洋美術品も扱います。

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そのリアルさにギョギョッ!

   

さかなクンになったわけではありません。

この前の日曜日、新日曜美術館

東京芸術大学美術館で開かれている
高橋由一展」の特集がありました。
今月の24日までなんですよね。
あのリアルで生々しい「鮭」をみたら、
やっぱり行かねば!という気になりました。
以前、収蔵展で見たことがあるのですが、
何しろ、今回は「鮭」が3点並んで展示されているのです。
でも、テレビ放映後はかなり混むんですよね・・・。
そこが悩ましいところ。
鮭といえば、私の出身地はお正月の魚は「鮭」なので
(西のほうだと鰤になるのでしょうか)
由一の絵のように、新巻鮭が吊り下げられている光景は
見慣れたものでした。
今は、核家族化が進み、集合住宅の方も多いので、
なかなか見ることができないのかも。
さて、秋華洞からも今日は魚にかかわる
浮世絵をご紹介します。
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魚づくし こちに茄子」 歌川広重 120.000円
広重というと、東海道五十三次が有名ですが、こちらのシリーズも人気で
コレクターの方が多くいらっしゃいます。
そして、広重の作品からもう一点
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名所江戸百景 利根川 ばらばら松」 歌川広重 70.000円
投網の瞬間を描いた作品。静かな風景に投網を描くことで
一瞬のうちに「動き」を吹き込む広重に脱帽です。

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