運命の人
昨年暮れ、テレビドラマの話題といえば、
「家政婦のミタ」が突出していたように思いますが、
1月からはみなさん、どんなドラマを見ていますか?
視聴率としては、「家政婦のミタ」ほど突出しているものはないようですが、
その中でも、山崎豊子さん原作の「運命の人」は
話題作の一つといえるのではないでしょうか?
私も1回見ましたが、
実際の政治家とその役をやっている俳優が
かなり似ていて驚きました。
そういえば、当時は政治家も個性の強い人が多かったような気がします。
テレビを見ていると、「ああ、こんなしゃべり方をしていた・・・。」と
思えるような。マネもされていましたし・・・。
さて、今日は政治家の書をご紹介します。
「一行書」 吉田茂 250.000円
第45代、48〜51代内閣総理大臣を務めた、吉田茂の一行書です。
【原文】撫蒼松坐翆篁素准書(印)(印)
【読み下し】蒼い松を撫で、緑の竹やぶに座す。
【読み下し】蒼い松を撫で、緑の竹やぶに座す。
吉田茂も個性の強い政治家の代表格といえますね。
吉田茂の在任時、日本はまさに激動の時代。
その合間にどんな思いで、書と向き合ったのでしょうか・・・。