江戸の雪、東京の雪
東京でおとといの夜から降り始めた雪、
今日は良い天気ですが、日陰ではまだまだ残っているようですね。
歩道でも凍って固まってしまった雪もあって、
今日も慎重に、歩幅を小さくして出勤しました。
さて、今日は東京ならぬ、江戸の雪景色をご紹介します。
歌川広重 「名所江戸百景 愛宕下藪小路」 500.000円
現在の虎ノ門の愛宕下通り付近を描いた作品です。
この浮世絵にはタイトルにある「藪小路」が描かれていないが、
この一帯は、近江水口藩加藤越中守の屋敷があり、
そこに当時よく知られた竹薮があったそうです。
笠をすっぽりかぶって背中を丸くしてあるく
江戸の人々から寒さが伝わってきます。
竹にふんわりかぶった雪の白さもきれいです。
今回、東京は4センチの積雪だったそうですが、
こちらはもう少し積もっているようです・・・。
関連
-
作品紹介, 浮世絵