水滸伝と歌川国芳
六本木の森アーツギャラりーで開かれている
「歌川国芳」展に行ってきました。
展覧会公式サイトによると、
午前中、または夕方が比較的すいているということで、
10時過ぎに会場に到着。
お客さんは途切れないものの、割とゆったり見ることができました。
先週ご紹介した、「通俗水滸伝」のシリーズも何枚か展示されていました。
「通俗水滸伝」は国芳の出世作ですが、
他にも国芳は水滸伝シリーズを手がけています。
こちらは、英雄日本水滸伝の一枚です。
英雄日本水滸伝 高木折右衛門 40.000円
そして、いわゆる「武者絵」ではなく、
「滑稽画」としての一面を楽しめる「水滸伝」シリーズがこちらです。
狂画水滸伝豪傑一百人(壱) 30.000円
「水滸伝」という題材からこれだけ幅広く作品を生み出せるあたり、
まさに、「奇才」といえますね。