展覧会「古筆切 ともに楽しむために」に行ってきました
口を開けばつい「暑い」と言いたくなるこの頃。
暑さと湿度と冷房の風で、体の調子も崩れがちですが
だらだらしているだけではつまらない
こんな時こそ気力たっぷりに動き回って
心の栄養を吸収したいものです。
そこでおすすめの展覧会をひとつご紹介します。
根津美術館所蔵の古筆切の掛物や手鑑約45件を展示。
分割された古筆切の切断の事情や命名の由来とともに
古筆切固有の美しさを楽しむことができます。
通常薄暗い照明の展示が多い古筆切ですが、今回は照明も明るく
とても見やすいので、古筆を勉強したい方にはもってこいの展示会です。
こちらは弊社のカタログに御指南いただいている角田恵理子先生が
企画・編集を務めた「館蔵 古筆切」。根津美術館で購入することができます。
つい難しいといった先入観を抱きがちな古筆ですが
純粋に「日本語ってすばらしい!」と思える作品がたくさんあります。
根津美術館は庭園も広々としていて、まさに「都会のオアシス」といった風情。
この季節にはぴったりのおでかけスポットですので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。