和紙の素晴らしさ
以前ご紹介しました 日本橋の小津和紙 さん。
スタッフが和紙についていろいろ教えていただきました。
和紙はとても長い繊維でできているからとても丈夫であり、
だからこそ今の時代も浮世絵が残っているということ。
図柄ももちろんですが、この紙が現在まで残っているというありがたさも感じつつ、
鑑賞するとまた感動もひとしおですね。
現在職人さんがものすごく減っているそうです。
この素晴らしい伝統が途絶えることなく続いて欲しいですね。
歌川広重 『名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火』
現在、北区王子にある王子稲荷に纏わる伝承を基に描かれた作です。
当時この一帯は田園が広がっており、
大晦日になるとその中に聳え立つ榎の大木に
狐達が集まって儀式を行って稲荷に参拝していたといいます。
王子を題材にした名所絵に
この伝承を主題とした作品は数例ありますが、
威儀を正した狐の姿がとりわけ神秘的な雰囲気を漂わせる一作です。
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