ポップでどこか懐かしい
『指派(ゆびのは)展』
週末はたくさんのお客様にご来店いただきありがとうございました。
トークショーはいかがでししたでしょうか。
ご意見、ご感想どしどしお聞かせください。→ info@syukado.jp
今日もこんな冷たい雨の降る中ご来店され、熱心にご覧になって行かれるお客様が多く、
本当に嬉しい限りです!
18(土)まで開催していますので、銀座にお越しの際はぜひいらしてくださいね!
本日はポップでどこか懐かしい玩具絵をご紹介します。
玩具絵とは、子供の遊戯用、観賞用に制作された浮世絵版画です。
供向けの絵本や図鑑、メンコなど切り抜いて遊ぶ玩具、
ゲームといった類の浮世絵が、江戸時代から明治時代にかけて様々に作られました。
その内容や種類も様々で、
遊びに使うものや教訓的なものが擬人絵や姉様絵といった形で制作されました。
こちらは玩具絵のうちでも組立絵とよばれるもので、切り離して組み立てて遊ぶものです。
同じ型のものがそれぞれ二つずつ描かれているので、
二つで一対を為してお歳暮の箱が出来上がり!
擬人化された鼠が温泉や歌舞伎を楽しむ様子がこまごまと描かれており、
子供だけでなく大人をも楽しませるような作品です。
武者や力士、獣、家庭用品、人力車など一つの題材を取り上げ、
一枚の絵にさまざまな図柄を並べています。
当時の子供達はこれを見たり、切り貼りして遊んだりして楽しんだようです。
昔あったあった! 私も子供の頃こういう遊びしていました。
紙の着せ替えや紙で組み立てる飛行機とか大好きでした。
着せ替えしすぎた紙の人形の首がグラグラして悲しいとか、
そういう気持ち、パソコンやゲーム慣れした現代っ子にはわかるまい。。。
お正月、親戚で集まったときなど
玩具絵をお土産を持って行ったらなつかしくて盛り上がりそうですね。
玩具絵はこちらからどうぞ
浮世絵新入荷続々UPしています。