武者絵の国芳
今日も秋らしい気持ちの良い一日です。
そして食欲の秋。
社長の小布施土産、栗羊羹を美味しくいただきました。
仕事の合間の甘いものは本当に幸せですね〜!
さて本日ご紹介するのは
歌川国芳の『通俗水滸伝豪傑百八人之一個』
歌川国芳は文化8(1811)年ごろ初代歌川豊国に入門しました。
不遇の時期が長く続くも、文政(1818〜30)末ごろ文芸界の『水滸伝』ブームに乗じて発表した「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」の錦絵シリーズが評判となり、「武者絵の国芳」としてようやく人気絵師の仲間入りを果たしました。
本作もその水滸伝シリーズのひとつであり、武松が虎を捉える姿が描かれている。その迫力ある大胆な構図と画面全体に及ぶ緻密な筆致が見る者を魅了します。
他の歌川国芳作品はこちら
秋華洞浮世絵サイト http://www.japanese-finearts.com/