秋華洞スタッフブログ

日本の古美術・近代絵画を軸に、浮世絵、古典籍、その他書画骨董。茶道具、西洋美術品も扱います。

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掛軸の境界線を越えてピカッ!

   

こんにちは!

全然気温が下がりません、一体どうなってしまったのでしょう。

摂取したアイスコーヒーや冷たい緑茶が、瞬時に汗となって出ていきます。

夏が終わる頃には干からびているかも…。

 

今日は私が個人的にほしい掛軸をご紹介します。

「カタログ25号にはお手頃な作品がいっぱい!」などと各方面で

宣伝しておりますが、いざ自分が買うとなったら話は別。

アラサー独身の私にとっては、数万円でも痛い出費です。

 

そんな中でも、双幅はお得な気分を味わえる一品。

物語性も感じられるので、鑑賞しがいがあります。

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写真は伊藤晴雨の双幅『雷と妖精』。

なんとこちら、絵を抜け出して雷様が表装の上から

稲光を落としています。

さらに風帯や一文字の部分もすべて描かれたもの。

作品全体に幻想的な雰囲気のただよう珍品です。

 

価格は35万円。

気になった方は、ぜひ実際に現物を見にいらしてください。

何かと謎めいた部分の多い作品です。

 

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