小林清親の変顔シリーズ
「顔は口ほどに物を言う」といわれるほど人間の内面、いわば心が表れるのが『顔』。
人間の深層を作品として表現できる対象として『顔』は常に芸術家たちを魅了し、多くの作品が生み出されてきました。
小林清親もそんな『顔』に魅せられ、『新版三十二相』という戯画のシリーズを描きました。
光と影、光の揺らぎ、色彩の変化を細やかに写実的に捉えた清親の風景画はとても有名ですが、
まさか同じ人が描いたとは思えない変な顔たち。
カラシにやられるおじさん 右下
大あくびのお兄さん 右上
思わず吹き出してしまうこのシリーズ、清親のユーモラスが感じられて大好きです。
『三十二相』は予想外に評判が良く、翌年には追加を出し『百面相』と称したそうです。
全部見てみたいですね。
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