うちわの歴史
今日も暑い銀座です。
この季節になると、大型家電量販店の入り口なんかでうちわを配っていますが、
あれはもらっておくと後々バーベキューとかでなかなか重宝するんですよね!
最近はプラスチックに広告を貼ったものが主流ですが、
昔はは竹に和紙を貼ったうちわでしたね。懐かしいなぁ。
うちわの歴史はかなり古く、弥生・古墳時代より出土する木製品が日本で最も古いうちわとされています。
その頃はあおぐというよりも、儀式の道具として使用されていたようです。
ようやく江戸時代になると、「あおぐ」、「はらう」、そして「楽しむ」道具として、庶民に広く行き渡りました。
粋でおしゃれな江戸の人々は自分のうちわをかっこよく見せようと
夏になると「うちわ絵」と呼ばれる浮世絵を買い求めオリジナルのうちわを作って楽しんだようです。
うちわ絵は鑑賞よりも実用品だったため、
現在残っている数は浮世絵と比べるとかなり少なくなっています。
そんな貴重なうちわ絵入荷しました!
歌川国貞のうちわ絵です。
60,000円で販売しております。次号のカタログに掲載予定です。
今年の夏は、粋なオリジナルうちわ作ってみませんか?
一点ものですのでお早めに!
03-3569-3620