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京都府での美術品の買取
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1.京都府の古美術
京都の美術の歴史は非常に長く、794年に都が平安京に移されたことに端を発します。平安時代の美術といえば、源氏物語の世界のような優美で雅やかな美術を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし意外にも、平安時代の初期、平安京遷都の頃の美術をありのまま伝えている仏像には、逞しく量感に富んだものが多いのです。その頃の様式は弘仁美術と呼ばれ、東寺の持国天象や神護寺の薬師如来像などを見るとその迫力と荘厳さを感じることができるでしょう。
その後次第に量感は減り、細身で平らかな仏像が作られるようになり、平安時代の代名詞とも言える優美な藤原美術が花開いていきます。藤原美術は、仏師定朝が作ったとされる、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来にその完成をみることができるでしょう。平面的で静かな優美さを呈する定朝の仏像は、後の仏師たちの模範となりました。浄瑠璃寺や法界寺の阿弥陀如来像を見るとその影響を窺えるでしょう。
九世紀から十一世紀まで続いた藤原様式ですが、京都の貴族政治の体制が崩れていくにつれ、鎌倉様式と呼ばれる新たな美術様式へと展開していきます。鎌倉様式は動的で写実的という特徴があり、仏像の眼に水晶を嵌め込む技法が編み出され、知恩院の『阿弥陀二十五菩薩来迎図』のような躍動感溢れる仏画が描かれました。
このように京都は千年以上前から様々な美術様式が胎動する、美術の中心地でありました。その芸術性は今もなお受け継がれています。
京都の出身である入江波光は、幼いころから、円山応挙と呉春を祖とする『円山四条派』の伝統画を学び、古画の模写などに専念して研鑽を重ねました。伝統的技法を用いた仏画は入江波光の作品の中でも最も高く評価されています。
2.京都と茶道
日本を代表する伝統文化である茶道は、室町時代に京都で千利休が大成しました。千利休が説いた「わび」「さび」は日本の芸術観に大きな影響を与えています。
(1)茶道の成立
茶道といえば抹茶ですが、抹茶が伝わったのは鎌倉時代のはじめとされています。鎌倉時代より前は、団茶というものが行われていたそうです。奈良時代に唐から伝わった飲み方で、茶葉を粉にしたものを丸めて団子にしていたことから団茶といいます。平安貴族の間でも嗜まれていました。
抹茶の作法を日本に伝えたのは、臨済宗を伝えたことでも知られる栄西禅師という人です。栄西は抹茶の薬としての効能も説いており、鎌倉幕府三代将軍の実朝がお酒のために病気になった際、栄西が抹茶を献上したところ、すぐに病気が治り、実朝がその効果を称えたとのことです。抹茶を飲む習慣が一般に広まったのは、鎌倉時代の末に中国から闘茶と呼ばれる遊びがもたらされてからです。茶を飲んで、茶葉の産地や水の品質を当てるというものでした。闘茶は現代の茶道に比べると遊戯的な面が強く、道具も唐物の珍品を用いていましたが、時代が下り室町時代に入ると次第に和様化していきました。
茶道の成立の第一歩となったのが、能阿弥という芸術家による茶式の制定です。書院飾りを完成させ、曲尺割や点茶の服装などを定めました。彼は茶道の開山・朱光の師でもあります。朱光は能阿弥が作った厳粛な茶道の作法を、形よりも心に重きを置いて発展させました。
(2)茶道と工芸
3.京都画壇
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代表の田中千秋です。絵画骨董買取プロでは、掛軸・茶道具・浮世絵から現代アートまで幅広い美術品を親子4代にわたり扱ってまいりました。わたしたちはこの道90年余りの間、様々な美術・骨董品を見る目を養ってきました。 現在は各ジャンル専門のスタッフがおりますので、どんな作品でも一度に査定・買取が可能です。
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