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2015年に永青文庫で開催された春画展以来、春画の買取のご依頼が増えています。
春画は江戸時代には歌麿、北斎、広重、国貞、国芳などほとんどの絵師が手がけていました。
生命力の象徴として戦いのときに武具の下に忍ばせたり、子孫繁栄の証として嫁入り道具として持たせたり縁起物として使われていました。貸本屋で貸し借りし、女性も楽しんでいたことは当時の資料にも描かれています。
春画の中で特に人気が高いのが、独特の清楚な雰囲気が魅力の鈴木春信の「風流座敷八景」、「風流 艶色真似ゑもん」、春画の最高傑作との呼び声も高い鳥居清長の「袖の巻」、歌麿「歌満くら」など。そのなかでも一番有名な春画といえば北斎「喜能会之故真通」(きのえのこまつ)の“蛸と海女” 春画といえばこれをイメージする人も多いでしょう。
葛飾北斎「喜能会之故真通」
葛飾北斎「富久寿楚宇」
春信「風流艶色真似ゑもん 十六」
歌麿「絵本小町引」
北斎の作品はこのほか「富久寿楚宇」「万福和合神」「浜千鳥」が有名ですが、工房作や娘のお栄の作品ではないか?と思われる作品もあるため、見極めが必要です。
春画の買い取りの対応でよく伺うのが「処分に困って」という理由です。
おばあ様が嫁入り道具で持ってきたり、おじい様が集めていて・・・というケースが多いようです。
秋華洞では秘密を厳守いたしますので、安心してお越しください。
歌麿や春信など有名な絵師のもののほかに、絵柄によっては無名の絵師のものも買い取りできますので、ぜひまとめてお持ちください。