銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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カタログ22号最終稿、浮世絵会、正札会

   

カタログ22号は最終稿を夕べ提出。ともかく正月用の作品に間に合わせないといけないので、急ぐ。

今回は清国から日本に帰化した胡鉄梅という画家の力作が掲載される。この作家をご存じだろうか。絵画大変面白いので買ったのだが、調べると、とても深い意味があることがわかった。
お目出度い時に掛ける(とくに出産祝いに)ものなのだが、子供が成長するにつれ、深い意味がわかるように仕組まれている。
もっとも、この事がわかったのも、私どもでもともと解説を書いてもらっていた超優秀な学生さんが今は立派な研究者となっていて、教えてもらったのだ。有名な先生の教え子だ。リーマンドバイのショックがあろうが、真摯にものを追求する人間がいる限り、よいものを語り継ぐことはできるであろう。
ちなみにカタログは来週半ばには出来るはずである。
明日は浮世絵のプロの集まり。いわゆる納会となる。今日は夜更かししてしまったので、元気が出るかどうか。。。(ツイッターであげたように、会食して、飲んだ。)
そういえば、今週末は東美正札会。ウチも出ますよ。もっとも店の名前は出せないのですが、お見えになる方は連絡下さい。どこかの店を通して買う仕組みになってます。一応。(ふらりと来ても大丈夫です。そこら辺の係員に声かけてもOK.だけど、なるべく私どもに声かけて下さい。フィーが入るのです。。)

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