銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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お持ちrこみ

   

本日は午前中ある会社様にお邪魔して、商談。何点か購入して頂ける方向。

本日お納めした掛け軸に古筆鑑定の添付有り。古筆家の鑑定書は必ずしも現代真跡証明にはならないが、古筆家という存在については知らねばならない。

調べてみた。

古筆家は元々秀吉に処刑された関白秀次が始めさせたもので、江戸期を通じてその家系のものが古筆見をした。明治期まで観た古筆観の家系もあるという。初代は古筆了佐と号し、秀次が平沢の姓を改めさせた。

昼やや時間が出来たので、しばらくたまりにたまった雑務を片づける。
お客様以外のメールの返事。やらねばならぬ広告PRも手つかず。

夕刻、ある有名な僧の書の掛け軸のお持ち込み。

後に父に見てもらうが残念ながら当店としては真筆としては無理という見解。非常に有名な方の書であるが、真似たような筆跡に見える。

その生き方に多くの人があこがれた方であるので、少しアマゾンとネット古書店で関連図書を購入。筆跡と人となりを研究するべし。

いかにも日記、という感じの日記、でありました。。。。

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