銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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近ごろ

   

とくにスゴク特別なことをやっているわけではないが、あっという間に週半ばを過ぎてもう金曜になってしまいました。

面接で空き時間を全て埋めているのであっというまの1週間。

面接は、こんなこと言うとあれですけれども、面白い。

転職志望の方が殆どなので、さまざまな職種、業界の断面がかいま見られる。

思うことは、非常にまじめな若い人でやはりこの社会は成り立っている、ということである。うら若き女性にも、会社はあんがい過酷な状況を課す事が多いが、彼女たち(多くの応募者が女性でありました)は果敢に挑戦してきた。ただ、無理をおして頑張ってきた人も多いのだが。会社の人の使い方にも問題は感じる。

ところで、父は面接時によけいなおしゃべりが多い。自分の経験やらなにやらを夢中になってしゃべる。おかげで、限られた時間なのに、応募者に質問する時間がなくなるのは、困る。

ただ思うのは、この面接は、私たちが彼女(彼ら)を試験しているだけでなく、私たちも試されている、お見合いだということ。だから、まあ機嫌良くしゃべっているこのジイサンとムスコと、まあ、やってみても良いかな、と思える方が残って頂ければよいのである。

その意味で、ウチの父がしゃべっているのを聞いてもらうのも、まあよしとするか、とも思うのである。

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