テロについて
ロンドンのテロについて、昨夜テレビを見た。
例によって「断固許されないテロリスト」というキャスター、政治家のお言葉。
たしかに許されない。罪のない人たちへの暴行。
ただ、この事件で思い浮かぶ言葉は「殺すものは殺される」だ。
イラクでなくなった人間の多くも、イギリスで亡くなった人の多くも、罪がないのに殺される。
殺す側の論理は、いつも必ず正義である。はたからみればどちらも(英米もアルカイダも)同じくらい悪であろう。
殺さずに、殺されずに、しかも、したたかに生きるいきかた、そうした論理がありえないのだろうか。
こういう展開を招いたアメリカ政府の責任は重い。大国には、それにふさわしい「大人」の論理がほしいからだ。しかし事実は大国になるに従い、独善的になっていくようだ。人間ってその程度のものなのか。
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