銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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お休み社員と新入社員

   

 年末から、弊社・猪山はお休みを頂いております。出産・育児に伴い、しばらくお休みさせていただく見通しです。


さて、現在は新たなメンバーが加わっております。それぞれ個性豊かな女性たち。


今日は先ほどまでウェブサイト更新作業でのミステイクについて少し話をしていました。一緒にやってもらう人へどの段階で、何を伝えていくか、という事は、私自身も試行錯誤、ひとは其れぞれ違うので、一律にはいかないものであることを実感しております。


でも、ともかくもいいメンバーが揃ってきて、会社のスタッフに接して頂くお客様にもご満足頂ける対応体勢が整ってくると思います。ウェブサイトも、店舗の対応も。。。


今は新入荷のモノなどについて、お客様まわり、そして、20日の書の至宝展ツアー、書の至宝展プレゼント二種、28日の新年会など、あわただしく準備が進んでいます。品物を売るのが本業ですので、バタバタしますが、やっぱり地道な活動も大事。と、思ってます。


今日はかの有名な、アートソムリエ山本さんがご来訪。美術業界は顧客がどこにいるかわかっていない、というお叱りを受けました。


戦後、美術と国民がバラバラになってしまったという現実。暮らしにアートを運動じゃあありませんが、美術がごく普通の社会人にとって、楽しむこと、勝手飾ってみること、が当たり前の教養や趣味である、という社会。


を、目指すべきじゃあないか、というようなお話しをしました。


そして、映画や文学も含めて、自国の文化を誇りに思える人が住む日本、という理想。


こういう意味での「健全なナショナリズム」を顕彰していきたい、と思うのであります。です。(中国もヨーロッパもアメリカも、自国の文化の強さが如何に国家戦略としても大事なことか、日本よりもよく知っているように思います。ちゃんと投資している。)


アートソムリエ活動の一環で、今度六本木で、セミナーを行なうそうです。画廊巡り入門講座。私も入門しようかな・・


 

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