銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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ううう。

      2016/07/08

うーん、メルマガもブログも更新が止まっていますが、カタログ発行やらなにやらでなかなかじっくり書き物ができずにおります。

たくさんのパートナーに入ってもらったので、楽になるはず。。のところが、やっぱり忙しくなりますね。社長が忙しいのは当たり前なのですけれど。そのうえ、習い事もしたりして。

そうそう、カタログやっとできました今週どんどんご予約頂いた方から発送しております。今回は冬号と比べて点数は25点と少なめですが、いろいろとビックリするものも揃えています。

たとえば、野口雨情。

先日、カタログ上のこの作品を私の書の先生に見てもらいましたが、「いい線ねえ。これはね、ゼッタイ、この人自分の曲を聴きながら書いてるわ。自分の頭の中のリズムかもしれないけれど、筆の流れがね、もうこれはメロディーですもの。」

と、おっしゃっていました。

書は、線が命。いい線がかければ、形は関係ない。

と、いうのが先生のポリシーですが、その先生から見て、今回の野口雨情の作品は、とてもよい線なのだそうです。書を見て、その人の心の状態が分かる。私もはやくそうなりたいものです。いや、みなそういう感受性を持っているのだと思うけれど、自分でも描いてみることで、より実感を持てると言うことがあるのではないかと。(あ、私の字はいまはまだひどいですので、えー予防線。)

ちなみに先生は、私の「字の性格」にあっている曲は「シンディーローパー」だそうで、シンディを聴きながら練習しなさい、と教えてくれています。私、10代、彼女の「ツゥルーカラーズ」なんてとってもとっても好きだったので、例の「スピリチュアルカウンセラー」に逢ったような気分であります。

脱線しました。

ともかく、カワイイーカタログです。だいたいフツーの美術カタログの類は、シブイというか無愛想なものが多いですが、ウチの作りはあくまで華やかに、しかし内容は質実剛健?を目指しております。港南取り合わせの「しなやかな美術商の美術書」として是非お手元に一部。

カタログは無料です。

※商品は有料です。

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