カタログ作成中その2とコメントつけてね
連日スタッフが遅くまでカタログの編集を進めてくれています。作品の解説は専門家の方と、内部スタッフで分担しているのですが、スタッフのなかにも驚くほど文章センスが優れた人がいて、感心しきり。
私どものカタログ解説は知性とユーモアと専門性がうまくバランスをとって、作品の個性と連携してそのうちのどこかの面があらわれることが大事だと思っているのですが、そのあたりがうまくいっているように思います。
「専門性」といったところで、よくある現代アートの紹介のように難解な文章で実は何にも中身がない、みたいな文章は全く意味がない(私はNYのモマの解説もあんまり認めません)訳で、実際に買って楽しむための参考にならなければいけないし、まあ本当をいえば、「解説」である一定の見方を押し付けるのはよくないのかもしれませんが、絵の力やお客様の眼力がつまらないキャプションをスキップしてくれたらいいわけで、しかし、なんらかの「文脈」を共有することで美術の楽しみは根を持つこともあるので、あながち無駄なことではないと思っています。ただ、非常にタイトなスケジュールの中やっている訳で、学術的な完璧さは必ずしもあるわけではないです。
前回も書いたけど、今きてもらっているスタッフはいずれも優れた人で、とても運が良いと感じています。実はたまたま何人かは山下先生門下の人なのだけども、山下先生にはまだ言っていません。しばらく休止しているスタッフブログは再開するように言っているのだけど、この忙しさではちょっと難しいよう。そのうち再開できるとは思いますが。
ところで、このブログ、みてるよ、楽しんでるよ、と時々声をかけてもらうのですが、たまにはコメントしてね。
明日は、シュウカドウカタログに連載中の収集の達人に聞く!第三弾のインタビューを控えています。このシリーズも好評ですが、登場していただくコレクターさんをソロソロ紹介してもらわなければなりません。自薦他薦であのコレクター面白いよ、という方がいたら教えて下さーい!info@syukado.jp または ちあき(とローマ字で書いてください)@syukado.jp まで。メルアドを書かないのはね、公開アドレスはスパムがすごいんです。一日100通は下らないかな。もうひどいものです。
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