銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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竹中さんとタテカン

   

昨日は東洋大学の竹中先生追い出し立て看騒動についてある大学の先生たちに尋ねた。
彼らの答えは立て看は本質でなく、どちらでも良いが、彼は授業を潰すでなく、出て先生に質問をぶつけまくるべきで、そう先生たちは教えてあげるべきだった。対応が悪い。
なるほどそうだと思う。
それよりしかし竹中パソナ代表は日本経済や社会にとって是が非かを聞いた。
結局のところ、それは規制緩和推進が是が非かという問題だ。
失われた二十年は規制緩和が出来ないせいだと言われているが、撤廃しようとすればマスコミの餌食にされるのが失われた三十年ではなかったのか。
さいきんむしろ規制は強まってるように思う。
労働時間の制限や親の体罰の禁止。国が手を突っ込むべきとは僕は思わない。いきなりルールを作るより、働くこととは何か、子育てとは何か、教えたり考えたりする機会を増やすことの方が大事で、結論からいきなり入ってる罰則を作るとはなんと乱暴な。
竹中悪玉論に染まるこの学生は単純だと思うが威勢がいいのは取り柄だ。もっといい意味で暴れてみるといいと思う。

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