北川麻衣子個展、二日目です

北川麻衣子はモノクロームで幻想世界を描く作家。見たことのない絵なのに、どこか懐かしい感じがするのはなぜだろうか。

むかし絵本でみたピーターラビットとかふしぎの国のアリスなどの挿絵の世界に近いせいなのか。
彼女は今まで、色のある作品も描いたことはあるようだが、今は「黒」にこだわって世界を作っている。
写真や映画の世界でも、「カラー」を敢えて排除することで想像力を刺激するものがあるのと同様、
この「漆黒」の世界が必要なのだと思う。
会期は来週月曜日までである。是非、いらしてほしい。

北川麻衣子デッサン展・秋華洞
http://syukado.jp/feature/2016/05/kitagawamaiko.html

銀座画廊の夜会
http://ginza-galleries.com/yakai.html

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