名古屋の鑑定会レポ3月のとある日曜日と月曜日
2016/04/03
名古屋の鑑定会、やってきました。
名古屋でも鑑定会やろうよやろうよ、とお呼びがかかってから約半年、結構いろいろ準備してやりました、名古屋は東山動物園のトイメンの美しい店構えの宝鑑美術。即物的な名前。それもまた戦略。
お客様が引きも切らず、初参加の田口兄弟は「こんなに忙しいの?一年分のお客さんが来た感じ」と驚き楽しんだ様子。
しかしこの鑑定会、面白いのはみんな勝手なことを言うこと。「30万ですね」「じゃあそれで」「いやいや40万で買えるでしょ」「もう決まったんだから余計なこと言うなよ」「いやだってもう少しあるもん」「じゃあ間を取って35万で・・」この中で、お客さんのセリフは二番目だけ。オープンマインドにもホドがある。でも笑顔の絶えない、明るい鑑定会でしたね、ホントに。こういう鑑定会、価値が低いものがあったときに、あまりガッカリしないで帰ってもらいたいと気遣うのですが、ときには不機嫌になる方もいるのも事実。。。今回はたぶん、比較的大丈夫だった気が。。。
しかし、この「鑑定団」、分かる人にはわかると思うけど、スゴイメンバー。今回、来ていただいた方は運がいいと思います。だって、本当の目利きが揃ってるんだもの。わからないジャンルがない。
押し付けがましいか・・ともあれ、おいでいただいた皆さん、「鑑定士」のみんな、ありがとうございました。
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