アートフェア東京はじまりました
アートフェア東京が始まりました。
今年の秋華洞ブースでは、池永康晟、岡本東子、中原亜梨沙の三人展を開催中。
おかげさまで大盛況。初日にして、かなりのご注文を頂きました。
会場にはまだわずかの時間しか私自身は滞在できていないが、
実感としてつくづく思うのが、こうしたフェアーは「出会い」の場であるということ。
ほんの、1,2時間会場にいるだけで、様々な作家、お客様に出会い、ここからまた新たな何かが生まれそうな予感がします。
今回も三人の作家はブースにほとんどの時間滞在してくれており、そしてあちこちのブースから様々なジャンルやタイプのアーチストが遊びに来て交流を深めているのを見かけます。
ところで、先ほど「Google」HPを見たら本日は「春分の日」ということで、Googleロゴが草花が生え咲き誇る様子を表現した短いアニメになっていました。
作家さんたちは普段大半の時間を画質に閉じこもって自作の製作にひとしく取り組んでいます。職業上、本当は人見知りになるだろう絵描きさんたちがこういう機会には一台社交家としてふるまう舞台でもあります。少しぎこちない挨拶があったとしても、それは彼らが如何に普段制作に没頭する時間を持ってきたという証左とも言えるでしょう。でも喋らせると彼らは案外、立派な社交家であり、優れた画家は優れた社会評論家でさえあることを、毎日の呑み会で確認することも多いです。
この会場には、多くの画家がお出迎えしているけれど、普段は文字通り地味にコツコツ生きている彼らの晴れ舞台、お客さまにとってもとても貴重な機会だな、と感じます。
さまざまな人との出会いがある「アートフェア」は命の萌え上がるひとつ「春」なのです。
なお、フェアの様子は以下のFBのポスト(公開)にも随時アップしています。