銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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カタログ最新号出ました!!37号になります。

   

 秋華洞の最新号、37号が出ました。表紙は福田平八郎の花鳥画。今秋華洞の床の間を飾っています。目玉はいくつもあるけど、バン!と目を引くのは宮本三郎の横たわるヌードですね。すごい作品って不思議です。たぶん、ハダカを直接見るよりもショッキングな魅力がある。カタログが刷り上がったその日に、作品はお買い上げいただきましたけども。
 なかなか作業が追いつかず、ホームページではまだ発行をお知らせ出来ていません。このブログにも表紙の写真が載せられないのは残念ですが、かなり充実の出来で、いち早く入手された方からは、すでに続々注文を頂いております。まだお手元にない方、申し訳ありません。カタログの入手をご希望の方は
http://www.syukado.jp/jp/support/catalog/catalog.html
のURLからご請求いただくか、お電話を(03-3569-3620)いただければ幸いです。
 ワタクシはといいますと、最近、お客様宅に出張が多く、休みも少なく、いささかグロッキー気味になっておりますが、仕事は充実しております。今日も実は名古屋に仕入れに来ておりますが、昨夜飲み過ぎたせいか、朝早く目が覚めてしまいました。これから台風18号がやってくるとのことで、少し心配です。
 東京オリンピックの開催が決まったとのことで、おめでたいことです。国として明るいニュースは久しぶりではないでしょうか。福島が収束してないのにフザケンナ、という気持ちもありますが、国の内外に公約した原発の処理、厳しい外国マスコミにもますますさらされるわけですから、ここはプラスに解釈しましょう。一方で、日本の「おもてなし」。なんといっても日本文化、日本の美術です。選手村に隣接する銀座での日本文化の窓口として、私ども秋華洞も、活動を充実させてまいります。

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