台北への道:展示作業開始
火曜日に池永康晟とスタッフ大久保が先に到着。岡本東子は松井冬子さんと一緒に来たそうだ。
ということで松井さんと成山画廊の成山さんが挨拶に見えた。松井さんはフランス人形がちょっと弾けたような雰囲気で、最初誰だか分からなかったが、挨拶に来ると言うことはたぶん彼女だろうと思ってニッコリ。
その他、ギャラリー小暮さん、小林画廊など、アクティブ画廊は勢揃い、みたいな感じかもしれない。
さて準備。
コンテナの船便で送られてきた、岡本、池永、阿部の大作を現場で組み立て、順次展示。作家の二人は流石に段取りがよく、どんどん作業は進む。作家さんは、しゃべることより、こういう風に手を動かしている時に、一番いきいきしているように感じる。「現場」のヒトだと思う。
会場で関係者とおぼしきひとが来て、池永の作品の価格を聞いてくる。買いたいらしい。彼の作品には普遍的な力がある。
この会場、二トントラックがひっきりなしに通路を通って、派手に作品や装備品を荷下ろしする。こんなのチマチマやっている日本の会場ではありえない。日本はお茶室文化というか、基本的にチマチマしている。日本にいるととてもそれはマッチするのだけど、こーいうダイナミックなのがグローバルスタンダードというヤツだろうか。
ということで、今日は作家の作品はほぼ展示終了。明日の朝、浮世絵の類を飾れば完成だ。
みんなで水餃子がおいしいという店でちょっと飲んで、今日は早めに帰る。朝も作業だもんね。
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