銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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東日本大震災支援キャンペーン

   

3月11、日本の東北地方は観測史上未曾有の大震災に見舞われました。
地震と津波による被害で、3月14日現在、死者、行方不明者は1万人を超え、さらに増える事が予想されています。
お亡くなりになった方々、大切な家族や友人を亡くされた方に哀悼の意を表するとともに、一日も早い復興・回復を心より祈念しております。
現在、被災されて不便な生活を余儀なくされている方、大切な方が行方不明の方も大勢いらっしゃる、予断を許さない状況です。
比較的軽微な被害ですんだ立場として、今、できること、復興に向けて手伝える事を考え、行動していきたいと思います。
私たち秋華洞では、次の取り組みを実施致します。
東日本大震災支援キャンペーン
2011年3月14日?3月31日
(1)美術品・骨董品の積極的な買入
 東北の深刻な被災地では、資産の処分どころでなく、まず人命の救助、日々の生活の立て直しが第一であることは論を待ちません。
 ただ、比較的軽微な損害で済んだ地域でも、美術品・骨董品が一部損壊した、あるいは保存していた蔵が損傷したなど、お困りの事もあるかと思います。また、売却資金をご自身の回復資金にあてたいという場合もあるでしょう。
 私ども秋華洞では、あらゆる種類の美術品・骨董品を査定できる専門家とそのネットワークを擁しています。各ジャンルのトップレベルの目利きを揃えておりますので、いかなる種類のものでもご対応致します。お困りのことがあればまずはご相談下さい。
(2)買取金額に応じた義援金
 同じく商品仕入れとしてお客様から買い受けた美術品・骨董品の仕入れ金額の5%を、東日本大震災の義援金として秋華洞より寄付させていただきます。
 私たちは美術商という立場から社会的使命を果たしていく所存です。
なお、寄付先としては日本赤十字社を予定しておりますが、3月14日現在受け入れ体勢ができていないようですので、適切な受け入れ先を選定した上、寄付させていただきます。
日本赤十字社
(3)お客様の寄付活動の支援として
本日お問い合わせいただいたお客様のなかに、美術品を売って作ったお金で寄付をしたい、というお申し出がありました。私たちの活動を活かしていただける事に本当に感謝しております。もし支援のためにお手持ちの美術品・骨董品を売りたい方がいらっしゃいましたらお申し出下さい。私たちがお支払いする金額から、お客様自身にて寄付をお願いします。
 もちろん、私どもで代行して寄付することも出来ます。私どもに寄付金を委託される場合は、寄付後に何らかのエビデンス(受領書)などを差し上げる予定です。寄付先は(2)と同様の受け入れ先を予定しております。
(4)販売による寄付
本日3月14日から31日までの商品売上げの5%を、東日本大震災の義援金として寄付致します。
たとえば100万円の商品をお買い上げいただいた場合、お客様の名前と共に、5万円を寄付金にあてさせていただきます。

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