ロータリーの小旅行
ロータリークラブの企画で小旅行に行った。ロータリアンの経営する福祉施設の視察と、ゴルフのミニツアーである。
施設は農場に隣接しており、非常に美しく、いただいたお食事や音楽、すべてが素晴らしかった。ロータリーの方々は私より一回り以上年配の方がほとんどだが、気さくで楽しく、また各所でのリーダーとしての自信と謙虚さが皆に満ちて、本当に人柄に触れた気がした。
で、八ヶ岳の素晴らしいゴルフ場でプレイした。図面で見る限り単純であったので、これは初の100切りか、とヒソカに狙うが、なんと1stティーショットでチョロ、空っぽのクリークにコツーン。いきなりの打ち直し。ショット安定せず、また山岳地帯特有の難しいグリーンにも悩まされてあがってみれば110オーバー。
ロータリーの組織は、20世紀の初めに、たった三人のアメリカ人によって始められた。それが今は全世界におそらく数百の支部、数万の会員がいる。キーワードは「奉仕活動」。本当に不思議な組織である。一方で、経営者や士業など、リーダー層同士のコミュニケーションが公式非公式にみなとても世界中で必要としている、ということが、ロータリーの発展したことのひとつの理由だろう。もちろん、他にも会員制クラブは多数あり、それぞれに特徴があると思うが、「奉仕」をキーワードにしたことが(どうも最初から決めた事ではなかったらしい)、このクラブの雰囲気を特徴づけるものだったように思う。
夜しゃべっていて思うのだが、この層の方々の趣味の広さ、深さである。私たちの同年代は、どうなのだろう。そして下の世代は。世代で論じても、あまり意味がないことが多いのだけれども、もしかしたら大きな違いがあるのかも、しれない。
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