日本橋、小津和紙さん
そのあとは、同じく日本橋の「小津和紙」さんに足を伸ばす。ここも創業350年。350年って何年前?というかいつ頃?・・・答えは承応二年(1653年)。徳川幕府開闢してまだ50年くらいの頃だが、将軍はすでに4代家綱に変わっている頃。
http://www.ozuwashi.net/index.php
時間がなかったので、このお店にある美術館や、喫茶はお邪魔しなかったが、浮世絵をはさむのに使う奉書紙などを多少購入させてもらった。小柄な美しい店員さんが、広い店内をきびきびと駈けて、丁寧に優しく説明してくれる。日本橋は老舗+現代的+専門性+親しみやすさ、が特徴なのかもしれない。(それに比べて、銀座のお店、画廊はチトお客様の扱いが下手かも。)最近日本橋ツアーが人気なのもうなずける。
ちなみに、このお店は日本画家の御用達のお店。院展日展の重鎮も訪れるらしい。小杉放菴が好んだ放菴紙、栖鳳が作らせた栖鳳紙、あるいは大観氏、なども置いている。
- PREV
- 日本橋「にんべん」さん
- NEXT
- 日本橋について、ブログ投稿。好きになる老舗の魅力とは