銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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わ、Google恐い

   

今ブログをアップしてすぐ、ちょっと検索かけたら、Sapio,脳、茂木で検索するとなんとこのブログが最上位に登場した。グーグルインデックスのあまりの早さに圧倒される。

このブログは秋華洞の広報というよりも、個人的な語らいというか、覚え書き的な面もあるので、さきほどのサピオの記事も、現物をヨコにしたものではなかった。さほどパブリックな正確性を意識していない。しかし、こんなにすぐに検索上位にくるのであるのなら、少しは正確に書かなければ(事実関係は)、とブログといえどもなめてはいけない、とも思う。しかし責任は有料媒体よりもそうとう薄い事は間違いない。とはいえ、有料媒体も結構いい加減なものだが。
で、先ほどの記事の続き。

「勝間和代」ブームについて、

「自己啓発」と「社会変革」はふつう両立しない。哲学や理念、思想性が希薄だと感じてしまうのだ。

と筆者の斉藤環氏は断じているが、ちょっと意味がわからなかった。え、一致しないの?これ説明して欲しい。

民主党の政権交代についても、国民の選択は表層的だ、という指摘をしていた。「腹芸と不透明なコミュニケーションを忌み嫌う社会全体の意識だった。」そうですね。最近のマスコミは不透明、を嫌いすぎる感じがします。国民の意識もそうなのかもしれない、確かに。最近の事業仕分けは象徴的。
ただ、コミュニケーション偏重、あるいは「情報」偏重社会が「未熟」だと断じるのは、まあなんとなくはわかるんだけど、もう少し論拠を示してくれた方がわかりやすいと思う。

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