銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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ベンチャーミーツプレス

   

記者会見、的なものに参加させていただきました。

もとテレビ東京の槇さんが企画したこの「ベンチャーミーツプレス」、各ジャンル(ITベンチャー、バイオベンチャー、小売りベンチャーなど)の比較的若いユニークな会社にプレゼンをしてもらって、マスコミ各社に聞いてもらうというもの。

外国特派員記者クラブ、という、ホリエモンもオウムもアメリカの大統領もたぶん取材をうけた由緒ある場所。

ワタクシもにわか仕込みのパワポ(パワーポイント)を駆使して、プレゼンいたしました。

「美術業界の課題」「秋華洞の考え」「実践」「未来」

という流れで。

プレゼンを準備していて、思ったのだけど、ボクの「野望」は、結局、日本の地位向上なんですね。前面に出すとウヨクと思われて面倒くさいからあまりいいませんけど。でも、日本はほっておいたら、したたかな米中に挟まれて軍事もなく政治力もなく沈没していくことは自明。やはり日本人とは何か、何を大事にしていくべきなのか。よーく考えて仕事をするべきと思います。美術なんて吹けば飛ぶよなものだけど、全てのジャンルも実は吹けば飛ぶよなもの。あらゆることを考えると、やはり美術や文化、今流行の言葉でいえばアートは大事なんです。オノヨーコも言ってるけれど。案外、大きなパワーがある。

だって、人間は感動で動くのだもの。本当に良質な感動は、人間の行動に影響を与える。私など、『ションベンライダー』『台風クラブ』『セーラー服と機関銃』『ラストエンペラー』『戦場のメリークリスマス』など、おおいに影響を受けてます。映画ばっかりですけど。それと、自分で作ってきた映画は、すごく実は考え方に影響を与えている。これは、作るプロセスの方がね。

ところで、アンケートによると、案外、評判が良かったそうです。本当だと良いのですが、マスコミの方も当然本当に真価があるの?と思いながら聞いていたはず。ただ、美術業界は、殆どマスコミの方も実態を知らないので、興味を持つ会社も会ったはず。

もっとおもしろがって、そして、何より日本の文化を真面目に盛り上げる会社があるといいのですけれど。マスコミの皆さん、よろしくお願い申し上げます。

それと、こういう発表を、もっといろんなところでやったら喜ばれるのでは、と言ってもらいました。なるほど。どこで誰に発表したものやらわかりませんけれども、自分なりに自信を持てるところはやっていこうかしら。

ところで、他の会社さんでは、ドミトリー賃貸のオークハウスさん、脳研究の装置である「ブレインスペースナビゲーター」開発の会社さん、人材育成の情熱さんなどが印象に残りました。(正確な社名は今手元に資料がないので違うかもです)

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