差別と日本人
差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100) (新書)
辛 淑玉 (著), 野中 広務 (著)
を、読んだ。新幹線の売店で、チョロリと買った物。
野中、辛、両氏の評価はいろいろあろうが、非常に面白く、重く、感銘を受けた。
amazonの評価は高くない。彼らの立場に対する批判含みだからだ。
しかし、「差別」とは何か、ということを深く考えさせる本だ。
「差別」はそう簡単になくならない、と再三この本の中でも確認されるが、こういう本が出版できる、という意味ではずいぶん世の中進んだとも言えるだろう。
同和や在日がどう、というテーマもあるが、いじめや南北格差も含めて、「差」と「別」について、自分の考え方への検証をせまられる本であった。
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