銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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トレチャコフ

   

トレチャコフ美術館に行く。

やはりロシアの美術史を押さえておくには行かなくてはいけない美術館なのだろう。日本で言えば東京国立博物館的存在かもしれない。個人の名前がついているが。
Wikpedia:トレチャコフ美術館
トレチャコフ美術館
前期ロシア美術は、いかにも西洋の美術をたどたどしく真似たという格好だが、19世紀となると、圧倒的な描写力の作家が出てくる。何人かあげたいのだが、今PCのそばに資料がない。しかし、画家志望の方は、きっと行って欲しい。自分にしかないネタが仕込めると思う。

絶対ここでしか見られないコレクションがある。それはイコンだ。タルコフスキーの映画の題名にもなった「アンドレイルブリョフ」のイコンもある。このイコンに刺激を受けて作風を作った作家が何人かいる。

ロシア人なら、ここと、エルミタージュくらいは皆見ていることだろう。ヨーロッパ田舎の美術とタカをくくっていると、やられるだろう。

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